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この揺らぐ世界に生きること

バタフライ・エフェクトとは、遠く南米で1羽の蝶が羽ばたいたことで起こった微かな風が、アメリカでトルネードを引き起こすという話から、非常に大きな出来事でもその原因となっているのはとても些細なことであるという、日本で言う諺?のようなものである。

このバタフライ・エフェクトであるが、実際に起こりうる。複雑系の科学という名で呼ばれている。

たとえば、雪山で雪崩が起こる時、その引き金になるのは常にほんの小さな氷山の一角の決壊である。
それが五月雨式に大きな決壊を引き起こし、最後には登山者をも飲み込む大雪崩になるということだ。
では、無数に起こる小さな決壊と、その中で大きな雪崩につながる決壊の違いは何なのだろうか?

まず、この小さな決壊が大きな雪崩に発展する条件は、その系が”臨界状態”にある、ということ、それだけだ。
臨界状態とは、その系が小さな決壊に対しても大きな動きをする可能性があり、常に不安定な状態にあるという状態である。
雪山が不安定な状態でなければ、どれだけ決壊が起ころうが、雪崩は起こり得ない。

その上で、臨界状態にある雪山において、どんな小規模な決壊が雪崩につながるか?
結論からいうと、それを予測することはできない、という事になる。
斜面の傾斜、凹凸、積雪量や雪の密度など、すべての要素が複雑に絡み合い、次の状態を決定している。現実的に、すべての小規模な決壊が雪崩につながりうるのだ。


バタフライ・エフェクトの例は、いくらでもある。
地震、戦争、今回の選挙戦だってそうだ。
世界は常に臨界状態にある。

遠いかの地で羽ばたいた蝶は、多くの運命を動かす。


僕たちも、同じだ。
常に世界の運命を動かし続けている。
キリスト教の教えに、われわれはみな、生まれながらにして人類全員に対する罪を負っている、というものがある。あながち間違ってもいないかもしれない。彼らが思っている以上の意味で。


すべての人は、生まれる前からこの世界にとても深くコミットしているのである。
自分がいなくたって世界は何にも変わらない、そう思う余地もないくらい、世界は僕たち一人ひとりに動かされている。


望むらくは、良い方向に。
ただ、どっちに行くかはわからないとも、科学は教えてくれる。
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バタフライエフェクト

初めまして!

バタフライエフェクト、自分もこの言葉結構好きです。

一人ひとりの力は無力でも、その力はいつかどこかで、

何かの大きな力へとつながっている、

そう信じたいものです。

ちょっと離れてますかもですがf^_^;

No title

kishさん

はじめまして!
自分もそう思います。
そう信じたいし、こういう人生の重要なメッセージを、宗教とかだけじゃなくて科学からも発信することができればな~と思います^^

あと、初コメありがとうございますw
"水の流れの音と梢のそよぎに寝かしつけられるようにして、ぼくたちは眠りに落ち、そして、世界が若返った夢を見るのだ。"
- J 「ボートの三人男」
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