書評レビュー東大生ブログ 右往左往 Book of the Year 2010 :私的ベスト本
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Book of the Year 2010 :私的ベスト本

もう1時間ちょっとで、今年が終わる。

今年も、これまでと変わらず素敵な本と出会い、学び、多くを考えた年だった。世界の内部へ、宇宙の遥か遠くへ、過去へ未来へ思いを馳せた。

これを言わずには年を越せない何冊かを、様々な軸にそって選んでみた。今年出版されたものに限らないし、分野も様々だ。でも、下に挙げる本は、その一つ一つが強烈な光を放ちながら自分の中に飛び込んできたものであり、特定の専門分野を超えて、確かに万人の心に何らかの引っかき傷を残すに違いない本である。是非、ご一読を。


No.5 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

四畳半神話大系との出会いを発端に森見作品を読み漁った一年であったが、中でも本書の面白さはちょっと口では説明できない。厳しい冬に、ほんのり温かくなれる恋愛ファンタジー小説。

書評 - 夜は短し 歩けよ乙女



No.4 数覚とは何か?―心が数を創り、操る仕組み

人が数を操る能力とはどのようなもので、脳のどのようなメカニズムによって為されているのか。そしてその限界とは。「数」の視点から人間の脳の本質を明らかにしていく中で、多くの驚くべき事実が明かされてゆき、人間について深く考えるきっかけを与えてくれた。今年出版されたサイエンス系の書籍ではベスト。


No.3 人類が知っていることすべての短い歴史


人類が誕生してから科学が明らかにしたこの世界に関する知見を、科学者たちの溢れる情熱と奮闘のドラマを織り交ぜながら記述したもの。600ページ超にも達する分厚い本の中に、宇宙の誕生から人類の進化まで驚くほどの多くの範囲を押さえている。あふれ出る好奇心とともに、世界を知る旅に出よう。名著。


No.2 増補 科学の解釈学 (ちくま学芸文庫)

科学とは何か。我々にとって、科学はどんな意味を持ち、それは世界をどう写し出しているのか。このような主題に挑んだ近現代の科学哲学者達の奇跡を辿りながら、真理の縁へ、認識の奥底へと著者とともにゆっくりと降りていくことができる、科学に携わる人にとっても必読の一冊。
インパクトではこれが1位にふさわしいが、難解さと専門性の高さゆえに、2位とした。


///////////Book of the Year 2010//////////////////

No.1 イシューより始めよ-知的生産の「シンプルな本質」

12月出版ながら、2010年ベスト本。詳細はレビュー記事に詳しいが、自分に関わる全ての人に薦めたい一冊。

知的生産の難しさや奥深さはさることながら、その”面白さ”をこれほどまでに感じる事ができる方法論の本はあまりない。巷にあふれる”言うは易し、行うは難し”の問題解決の技術の中にあって、本書の方法論は、苦しみとともに小さな一歩、しかし確実に前へ足を出すことを促してくれるだろう。

書評:イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」


レビュー記事を読むまでもなく、問答無用で買うべきです。
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

/////////////////////////////////////////////////


次点、あるいは、ランキングに並べるのも憚られる偉大な書物たち
・「論理哲学論考」ウィトゲンシュタイン
・「精神現象学」へーゲル
・「死に至る病」キルケゴール
・「共産党宣言」マルクス,エンゲルス



ではでは、来年も数多くの良書と出合えることを信じて。
良いお年を~。
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