書評レビュー東大生ブログ 右往左往 週刊東洋経済「哲学特集」のメッセージ
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週刊東洋経済「哲学特集」のメッセージ

東洋経済の最新号は哲学特集だった。

心の平安を切に必要としている現代人に、今哲学がブームだそうだ。
非常に分かりやすく明快なテーマ設定w

書籍の売り上げランキングでも、昨年度はスキル本が人気だったが今年はそれよりも哲学とかの方が売れてる、というデータも誌面で示そうとしていた。なんか、そのメッセージはそのチャートであってるか?って感じの事がダラダラ述べられていたが。

まぁそれはどうでもいいんだけど、そもそも哲学って、心の保養になるような優しい「教え」を提供している学問だったっけ?という素朴な疑問が浮かんだ。

そうじゃないよね。
多様な分野があって一概には言えないけど、哲学は基本的に「問い」の学問だから。

人が存在し、生きる上で、どのような論点があるのか。
その答えはどのような方法で導かれるのか

哲学が教えるのは(教えるものが仮にあるとすれば)、これ以上でもこれ以下でもない。


近現代の哲学、特に言語哲学や分析哲学などの分野なんかは幾分科学的と言えるし、それが何らかの「教え」を授ける場合もあるかもしれない。でも、今話題になってるような、万人にとっつきやすい哲学は、単に人生の問い方、考え方を学ぶという意味合いを超えるものでは決してない。

耳触りのよい言葉を垂れ流し続けるものであるとすれば、それは「宗教」でしかない。

我々をこの物理的世界、認識世界に孤独なまま置き去りにし、個人としての思考を迫るもの、それが哲学だ。哲学とは、優しいものではなく、厳しいものであると自分は考える。


そこに助けを求める者には、哲学は何ももたらさないだろう。知恵さえも。


だから、コンビニの棚に踊る「今、哲学が熱い!」という安易なキャッチフレーズに違和感を覚えた。
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No title

確かに、「哲学が熱い!」とか書かれても「なんだかなぁ~」ってなりますよね・・w
"水の流れの音と梢のそよぎに寝かしつけられるようにして、ぼくたちは眠りに落ち、そして、世界が若返った夢を見るのだ。"
- J 「ボートの三人男」
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