書評レビュー東大生ブログ 右往左往 垣間見た研究者の”凄さ” - 中間発表を終えて
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垣間見た研究者の”凄さ” - 中間発表を終えて

昨日、専攻の中間発表が終わった。
自身、初めてのポスター発表だったけど、無事に終えることができた。

M2全員が、自ら作った研究ポスターの前に立ち、訪れた教員に概要を説明する。教員はそれぞれ、質問・アドバイスを投げかける。

今の自分の研究を研究室以外で発表するのは、初めての経験。当然、見に来る教員は他分野の人達であり、こちらが全く予想していなかった質問がどんどん飛んでくる事になる。


予想されるそういったツッコミに身構えながら本番を迎えたわけだが、色々と思う所があった。

それをツイッター上でつぶやいたのがこれ。

”やっぱり、他の研究室の教授、准教がゼロベースでどしどしツッコミ入れてくるのは、見ていて感動した。圧倒的に視野が広がる。こういう体験をすると、研究職への憧れがふつふつと沸いてくる。やはり、熾烈な競争を勝ち抜いてきた本物の知的エリートは文句なしに凄い。”

”当たり前だけど、当たり前なんだけど、彼らには勝てないなと思った。まだまだ成長しないと。あまりにも、遠い。子供たちがイチローを見てプロを志すように、教授とかのこういったトップパフォーマンスをもっと大学生に見せる機会を作れば、研究職に就く学生が増えると思う。研究成果だけじゃなくて。”


もちろん、研究の結果もまだ出ていなかったし、完璧な資料を出していたわけではない。そんな中で、全員が全員鋭いツッコミをしてくれたわけじゃないし、空振りもあった。

それでも、全くの初見の研究に対して本質を突いたアドバイスができる人達がこれだけいるという事実に、改めて気がついた。



今回強烈に実感したのは、彼らの視座の高さ。事象の全体を俯瞰する視点の高さ。
そして、事象の抽象度を引き揚げた所にある、”一般的な論点”にアクセスするまでの早さ。


普段、同じような研究をする人達に囲まれて研究をしていくと、どうしても研究に対する視野は狭まる。無意識のうちに認識の枠組みを形作ってしまう。そこでの時間が長ければ長いほど、濃密であればあるほど、決して言及されることのない広大な外海が自分の周りに広がっている。

鋭いツッコミが、そんな見えざる外海からどんどんとやってくるのだ。それもすごいスピードで。

だから、それらは必然的に、自分にとって「予想だにしなかった」質問になる。
その1つ1つの質問だけで、我々の視座を何段階も引き揚げるような質問。

まぁ具体的な部分は専門性が無いときついから一般的にならざるを得ないのだが、それでも、その速さと深さには驚いた。
矢継ぎ早に来るこれらのツッコミのダイナミズムを感じ、その躍動感を受け止めることこそ、我々学生がすべき事だ。その刹那からしか学べない事は、確かにある。

至極単純にその感想を述べるなら、こうなる。
「かっこいい」と。


異業種間交流の大切さってこういう所にあるんだというのを、肌身で学んだ。

アカデミアの世界の上の方にいる人達が一度に沢山アドバイスをくれるというこの状況が、死ぬほど恵まれたものであることも再認識した。

そして、研究者というキャリアに正直かなり魅せられた。

あれだけのレベルのメンバーに囲まれる事ができる環境は民間に存在するのか?
こんな他分野からの強烈な干渉を受けることは、1つの企業で働く限りできないんじゃないか?
すなわち、真の知性を育むには、企業はあまりにも貧弱なんじゃないか?

学部の時からこんな機会が何度もあったら、研究職に進んでたかもな。

とりあえず、研究しよう。
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No title

かくいうσ(・ω・*)も一番初めはヘーゲルとかソクラテスってなんてカッケーんだ・・、って思い始めたのが哲学系の本を読むきっかけでした。
なんかこう、外面でかっこいいのではなくて内面に物凄い何かが合ってそれがにじみ出ているようなオーラが、、。実際に彼らに会ったことがあるわけではないんですが、イメージだけで圧倒されるぐらいカッコイイと感じましたね。
当時はいわゆるグレ期だったので、周りの人達が凄い凄いっていってたからカッコイイと思っただけかもしれませんけど・・w

No title

いや、そういう感覚は大事だと思います。

人から学ぶとは、そういう事なんじゃないかなって。

No title

いかにすごく見せるかばかり四六時中考えてるパフォーマーも相当数いる気がするのは気のせいだろうか。

No title

大言壮語を並べた彼らの、さも得意げな表情の下で、小刻みに震えている指を、観察が好きな私は何度も見かけたことがある。

No title

>hyさん

自分を大きく見せる人であっても指が小刻みに震える人ばかりではないので、それはこちらには窺い知ることはできません。

彼らが投げかける質問・アドバイスにどれだけ価値があり、どれだけ示唆に富んでいるのかをこちらが判断するだけの話だと思います。
"水の流れの音と梢のそよぎに寝かしつけられるようにして、ぼくたちは眠りに落ち、そして、世界が若返った夢を見るのだ。"
- J 「ボートの三人男」
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