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書評 - 夜は短し 歩けよ乙女

なんて美しく、可愛らしい小説なんだろう。

現代の小説はほとんど読んでこなかった。
本書のような恋愛小説(?)とあればなおさらである。

それでもわかる。
本書がたぐい稀なる傑作であるという事は。

本書は、「日本一の片思い作家」と称される森見登美彦氏が初めて女性(黒髪の乙女!)の視点を交えて書いた恋愛ファンタジーであり、2007年本屋大賞二位をはじめ、いくつかの賞を取っている。

先日読んだ太陽の塔と比べるとずいぶん文章が洗練されており、その独特のテンポと幻想的な世界観がよりクリアに表現されているという印象を受けた。



私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」  (本文より)




京の町を舞台に不思議な人たちが繰り広げる面白おかしい事件の数々と、緋鯉のぬいぐるみを背負ってその中をぽてぽてと歩く「私」、更にそれを追いかける「先輩」の奮闘。



”なんと不思議でオモチロイ一年だったことでしょう。”


本書をひも解けば、「私」の言葉通りの物語が読者の目の前に広がっていく。




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