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書評 - ジム・クレイマーの株式投資大作戦

ジム・クレイマー 著
井手正介・吉川絵美 訳

久々の再読。
投資に携わる者として、節目には必ず本書に立ち返る。
それだけの価値がある。

著者は、日本での知名度は低いが、著名ファンドマネージャーであり現在は米CNBCの投資番組の司会者を務める、本国では誰でも知っているほどの有名人。

本書は、そんな著者が、自身の14年間のファンド運用期間で年平均24%という驚異的なパフォーマンスをたたき出した投資手法を解説したもの。


具体的な手法そのものというよりも、包括的な投資哲学の本として有益であり、投資に関わり結果を残すために取るべき姿勢がしっかりと書かれている。

”「バイアンドホールド」ではなく、「バイアンドホームワーク」”
基本的だが、至言。


本書が他の投資関連書籍と趣を異にするのは、その内容が次の主張に貫かれているからである。

投機も積極的に行うべき


これがこの本のメインテーマであり、著者の成功法則の中核をなすものである。

著者は言う。
投機は決して身を滅ぼすだけのものではなく、それを自分のポートフォリオに上手に組み入れればむしろ市場平均を大きく打ち負かす事を可能にする。自分の余裕資金の量や年代に応じて一定の割合を投機的な銘柄に割り当てる事べきである、と。

ここでいう投機的な銘柄とは、IT企業やバイオ・ナノテクに関するベンチャーの株式のことを指すのだが、株式投資におけるこれらの企業群の重要性はわざわざ説明するまでもないだろう。

原典が著された2005年よりも遥かにこれらの銘柄が一般に取引されるようになった現代において、投資を始めようと考える読者が読むべきなのはベンジャミン・グレアムやバフェットだろうか。IT抜きでは語れないほど短期間で激動するようになった世界で投資を行う我々に本当に必要なのは、何10年も前のファンダメンタルズ分析だけだろうか。
「賢明なる投資家」はGoogleが”永久”に成長を続けるかどうかを気にするだろうか。

今の投資環境の中で本書が本当に必要であると考えるのは、このためだ。

現代に生きる我々にとっての道しるべとなる、必読の書。




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