書評レビュー東大生ブログ 右往左往 事業仕分け第2弾開始 - やっぱりずれる論点
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事業仕分け第2弾開始 - やっぱりずれる論点

先日始まった事業仕分け第2ラウンドを、ニコ動で見ていた。

JETROなんかがボコボコにされてて面白かったし、事業仕分けの醍醐味?は十分に伝わってきた。


でも、やっぱり論点がずれていた。
そこは、前と変わっていなかった。


天下りがどうだとか、給料が高すぎるだとか、収益がどうだとか、そういう議論もいいんだけどさ


もっとあるよね

もっとメタで

俯瞰的で

長期的な

視点で

その事業の”必要性”を議論するための

論点が。


次世代ネットワークの日本独自の規格が必要かどうかなんて、国レベルでそもそも議論しとけよ。
何が必要で何が不要かなんて、国家戦略の方向性によって変わってくるだろう。
情報技術について全く知らない政治家が何人集まろうと、本質的な話は出来ないよ。
「なんで世界2位じゃだめなんですか?1位じゃなきゃいけないんですか?」だって?そこにある死ぬほど大きな違いを理解したうえで、どっちを選択するかはお前ら仕分け人の目指してる方向性にも大きく依存してるんだって。
財務省から毎年人が来てるのがなんでなのかなんて、わざわざ皆が集まって議論する事じゃない。
大多数の一般の職員が何の仕事してて、それは国家戦略と照らし合わせて必要な事業なのかって事について、ちゃんと腰を据えて議論しよう。
クレディ・スイスのチーフ・ストラテジスト連れてきて、天下りに切り込ませるとか、どんだけ人材の無駄使いしてるんだよ。そういう所こそ仕分けしようよ。
目に見えやすい表層的な「問題」を列挙していくだけのパフォーマンスは、第一弾までにしといて欲しかった。
近視眼的なコストカットじゃなく、真の付加価値創出のために事業の最適化を行うっていう目標を掲げるぐらいの気概は欲しかった。

確かに、仕分け対象事業の側に”説明責任”を移転させた点でこの取り組みは評価されるべきだと思うよ。
でも、切るのが政府の側の作業である以上、その基準を明確にする事、その基準を説明する事は、政府の仕事だろう。

そしてそれには、はっきりとした国家戦略 -そう、日本が長らく持ち合わせていないあれの事 -が必要不可欠だ。

長期的な日本としての国家戦略資源のもと、資源の選択と集中をドラスティックに行う旨、そしてその実現には事業分野のトレードオフが必ずついて回る旨を、しっかりと説明しなければいけないだろう。


そういう説明なしでは、そりゃ科学者も憤慨するだろう。もちろん、そのトレードオフの基準が明確であっても憤慨するだろうけどw
スパコンを切るのには、大義が必要だった。日本としてより優先されるべき情報投資分野に対する戦略が必要だった。


平素からそういった上のレベルでの議論をしていない政府が、日本を強くする仕分けを出来るわけがない。


今の事業仕分けは、カルロス・ゴーンと同じだ。
短期的なコストカットでの業績回復は、企業の将来を約束しない。

高付加価値創造という視点で議論しよう。
そこまで踏み込んだ”仕分け”が必要とされている。
かっちりした事業戦略をそこで立てようって話じゃない。
その視点が無ければ、最低限の切り分けすら出来ないという事。

それを意識すれば、仕分け人のメンバーも職種も、大きく変わってくるはずだが。
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No title

議論に参加している人達のレベルが低いとは一概にはいえませんか・・。参加している方々の中にも今回の記事と同じように感じている方がいてもよさそうですよね。

No title

>とらさん

そうですね
少なくとも、メンバーを選んでいる民主党のレベルは低いと思いますが
"水の流れの音と梢のそよぎに寝かしつけられるようにして、ぼくたちは眠りに落ち、そして、世界が若返った夢を見るのだ。"
- J 「ボートの三人男」
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