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何を勉強したらいいんですか?

春から入ってきた新M1に、こんなことを聞かれた。

「何を勉強したらいいんですか?」


ウチの研究室は、扱っている領域がかなり広い。
色んな分野から色んなバックグラウンドの人が来る。
文系・理系の別はないし、社会人Drもあらゆる層の人がいる。
研究テーマも個人によってバラバラ、使っているツールも全然違う。

たぶん、世間一般の研究室よりも、他のメンバーが何をやっているのかを理解しにくい所だろう。


そんな中、入学したばかりのゼミで、先輩の発表が全く理解できなくて不安になるのは当然かもしれない。



まー個人的には、人の研究は理解できなくても卒業できるよ、とは思うし、ここまでの広がりがある所で全てを理解するのは難しい。

自分はといえば、ゼミでは少しでも付加価値を出そうとしてきたし、入学して第一回目のゼミからずっと発言はしてきた。
そもそものゼミ出席率が低いからあれだけどw、一回当たりの発言・質問数は一番なんじゃないかな。


ただ、他の人の研究を深く理解しているとはとても言い難いし、分からないこともいっぱいある。
(そして他人の分野に関してわざわざ本を読んだりして勉強する気も毛頭ない)

そんな中で、少しでもゼミで価値を出すために必要だと思う事は、幾つかある。
学んでおいて損はないというか、ゼミでどうこう以前に、より広く、生きていく上で役に立つ事。


まず、相手の話の論理構造を捉える能力。
これは必須。
個別具体的な研究についての知識が無くても鋭いツッコミをするためには、最低限身につけておくべきもの。

相手の主張はつまりなんなの?
その理由は?
その理由をサポートする分析はどれ?
それらは本当に正しい?

知識が無い中で、素早くその研究の論理構造を掴んで歪みや飛躍を見つけることは、鍛えれば結構できる。
知識を学ぶ前に、まずこれを鍛えるべき。


次に、自分のごくごく日常的な感覚を働かせること。
多くの研究は、一般市民の日常的な感覚と乖離している部分があって、「一個人としてこう思う」という感覚をぶつける事は結構重要。
これも、その研究に沿った具体例を思いつくのには考える癖みたいなのがついていないと厳しい。


そして最後に、やっぱりある種の専門性は必要。
前述のように、対象となる広い領域の全てをキャッチアップする事は無理だから、自分がこれまで深めてきた、もしくはこれから深めていきたい幾つかの分野についての専門性は武器になる。
分野が違っても、そこからの視点や差異とかは、相手に投げると価値が出る。

自分の場合は、ツールで挙げると統計、シミュレーションとかかなー。
広く学問一般に通じてるのもかなり強みだと思ってる。

何か1つを掘り下げて学ぶ事で、その分野で動いているメカニズムが他の色んな分野における考え方と有機的に繋がっている事に気がつくはずだよ。


個別のテーマに関する知識は、興味に任せて少しずつ学んでいったらいいんじゃないかな。


ま、焦らずじっくり頑張っていこう。

自戒を込めて。
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No title

ちょうど研修室配属を終えたB4です。ゼミでは発言回数などもチェックされており、B4の自分がどうくらいついていけるのか、と戸惑っていたところです。とても参考になりました。

No title

ならとりあえずマネジメント勉強しようかなと思いました。

No title

>edmonさん
そうですか。
少しでも力になれれば幸いです。

本文には書きませんでしたが、最も大事なのは、自分がただそこにいるだけじゃなくて付加価値を出してやるという”気持ち”です。

頑張ってください。


>とらさん
そうですね。
興味がある事から始めて、関連分野にどんどん首を突っ込んでいけばいいんじゃないかと思います。
"水の流れの音と梢のそよぎに寝かしつけられるようにして、ぼくたちは眠りに落ち、そして、世界が若返った夢を見るのだ。"
- J 「ボートの三人男」
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