書評レビュー東大生ブログ 右往左往 論点思考
QLOOKアクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

他の東大生のブログは東大生の人気ブログ集 から

web拍手
本エントリーがほんの少しでもお役に立ったなら、クリックお願いします!↓
 

論点思考

内田和成 著

本書は、経営コンサルティングに長年携わってきた著者が、問題解決のための「論点思考」の使い方を述べた良書である。

問題解決をする上では、表面上問題に見える事に取り組むのではなく、解決すべき真の問題を選びとらなければならない。それが「論点」であり、この論点をつかむ事によって問題解決の効果もスピードも高まる、そう著者は説く。

有名な著書である「仮説思考」と同じく、広く一般の人に理解できるような平易な語り口で記述されており、内容もしっかりと体系的されていた。
前著以上に豊富な事例を踏まえた構成にも、著者の配慮が感じられた。

論点思考では、はじめから問題を構造化するという事をしない。
その意味で、本書が提唱する思考法は多くの類書が主張する問題解決の手順とは異なる。
ツリーを初めに作ろうとすると下位の枝の数が膨大になるという問題に一定の回答を与えている数少ない本だと思う。
多くの示唆が得られた。


ただ、本書の内容を実行に移す段になると、少し困ると言う人が多いだろうなと感じた。
理由の1つは、全体的な具体性の薄さ。
多くの事例によってカバーされてはいるものの、もう少し細に入って説明を加えても良かったんじゃないかという部分が少なくなかった。
2つ目は、論点思考を鍛えるための方法として、「常日頃から意識する」以上の事を言っていない事。まあ、全員に共通して言える事はそのぐらいなのかもしれないが。

本書でも幾度となく言及されているように、論点思考は仮説思考と密接に関係しているものであり、「仮説思考」も合わせて読むと理解が深まる。

論点思考

関連記事:
名著再読:問題発見プロフェッショナル
「プロの課題設定力」
関連記事

他の東大生のブログは東大生の人気ブログ集 から

web拍手
本エントリーがほんの少しでもお役に立ったなら、クリックお願いします!↓
 

コメントの投稿

非公開コメント

"水の流れの音と梢のそよぎに寝かしつけられるようにして、ぼくたちは眠りに落ち、そして、世界が若返った夢を見るのだ。"
- J 「ボートの三人男」
プロフィール

yack

本棚のアウトソーシングに成功しました。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
Lc.ツリータグリスト
検索フォーム
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。