書評レビュー東大生ブログ 右往左往 名著再読:問題発見プロフェッショナル
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名著再読:問題発見プロフェッショナル

数年前に何回か読み、その後本棚にどっしりと鎮座していた本書を手に取ったのは、相応の必要性があっての事。

前著「問題解決プロフェッショナル」と本書の2冊は、戦略系のコンサルティングファームにおいての新人研修の教科書にも使われる、10年以上の時の洗礼を乗り越えてきた名著だ。

この本において著者は、問題を解決するには、まずは解決すべき問題を正しく定義できなければいけないと説く。
そして、問題を捉えきれていない例が、非常に多いと。

本書は、前著よりも本質的で深い議論が展開されている。
あるべき姿と現状、そのギャップが正しく設定されていないパターンを体系的に論じており、実例を交えながらその弊害を主張している。

なかでも、本書の中核をなす、第2章の「問題発見の4P」というフレームワークについての説明は、本質的であり重要なものだった。
あるべき姿を構想するためには
Purpose
Position
Perspective
Period
の4つを視点から考える事が必要不可欠であり、これらの相互作用を理解して問題を眺める事が、問題発見につながると著者は言う。

Purpose

目的=「そもそも何のために?」を問い続ける事は、物事をとらえる視点を自動的に上げる事になる。・・・中略・・・「目的」をギリギリ考える事によって、将来の「あるべき姿」であるビジョンが導き出される。



Position

ビジネス上、問題をとらえる視点が歪んでいないかどうかをチェックするためには、自分の視点(立場)を変えて問題を見てみることである。



Perspective

問題のモレやバイアスが生じないように、常に発想・構想の思考の空間スペースを広く、そしてスペースが切り取る枠組みを柔軟に変えられるようにする必要がある。



Period

問題の難易度や解決策の自由度を変えていくと、当然解決の時間軸も制限を受けるが、まず最初は時間軸を独立させて考えることが、戦略的問題発見には重要である。




第3章の分析編は問題構想、分析におけるツールを数多く挙げ、それらについて説明していくが、まぁこの部分は表層的な説明に終始していてあまり示唆を得ることは出来なかった。

総括して、第2章の部分だけでも十分に一読の価値があると言える。
実際、本質をついている=詳細で深い議論がなされている、じゃないんだけど、自ら考えるための道しるべとして大きな意味をなす。
この部分だけでも☆5つをつけられる。


前回までに自分で線を引いた部分を見ていくと、全体的に読み込んでいたみたいで、やっぱりわかってなかったんだな~と感じる。
一応は成長してるのかねw

※記事中引用はすべて本書より抜粋
問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」

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