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テレビ、広告の危機に際して

昨日、ネットサーフィンをしていると、次のニュースが目に飛び込んできました。

”Google、モバイル広告大手のAdMobを7億5000万ドルで買収”
Googleが日本でもiPhoneへの動画広告配信で知られるAdMobを買収した。
AdMobのモバイルディスプレイ広告技術を取り入れることで、
急成長するモバイル広告市場でのシェア拡大を狙う。
出典:ITMedia NEWSより引用
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/10/news018.html

今回買収されたAdmobとは、iPhoneユーザーならおなじみの
モバイル向けポップアップ広告の会社です。
ベンチャーですが規模は業界5位ぐらいだったと記憶しています。
(まぁこの分野ではベンチャーしかいないけど)

正直、Googleがここまで金を出すのか、というのが率直な感想でした。
まだまだ市場が大きいとは言えないスマートフォン市場の行く末を
睨んでの金額でしょうが、
モバイル広告のベンチャーがこれだけの企業価値を持ったという事実を、
テレビ/広告業界は重く受け止めなければいけないと思います。

広告についての現在の市場をまとめると、
テレビ広告:売上が尋常じゃないくらい落ちてる
ネット広告(PC):横ばい、もしくは若干の売上縮小
ネット広告(モバイル):急成長中

日本で言うと、電通/博報堂は売り上げの激減という危機に瀕しています。
企業がCMという形でのマスマーケティングから金を引き揚げていることは、
同時に、CM枠の時間単価が下がっていっていることをも意味します。
つまり、広告とテレビは少しずつ死んでいっている、という事になります。

実際、急成長中のモバイル向け市場もまだまだ規模が小さく、
PC向けも伸び悩んでいるので、
テレビから去った資金が別の広告形態に落ち着いたわけではありません。
まだまだ打ち手はあるでしょう。
ただ、一般に言われているような斜陽産業という言葉では楽観的すぎるくらい、
テレビや広告が面している危機は深刻なものだと考えられます。


今、10代の若者たちはPCを持たないと言います。
大学生であってもケータイで十分事足りるから、とのことです。
Googleが見ている未来もそのあたりにあることを、今回の買収劇から
うかがい知ることが出来ます。
そして、その金額にはGoogleの”本気度”が如実に表れています。

この先のモバイル広告市場がGoogle主導で大きく舵取りをしていくときに、
フットワークの重い従来の広告企業がどのように対応していくのかは、
極めて大きく今後50年の日本のメディアの勢力図を左右するでしょう。

今回のニュースにはこれほど大きな意味があると、そう感じました。
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