書評レビュー東大生ブログ 右往左往 2010年04月
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気になるiPad

日本での発売はあと一カ月も先だって言うのに、アメリカでは3Gモデルの発売がそろそろ始まるらしい。

無線LANの接続に問題があることが分かった以外、目立った不具合は見つかっていないみたいだし、レビューはおおむね好意的なので、これは買ってもいいって事だよね?


TechCrunchあたりで最近話題になってる次世代iPhoneのリーク事件(Apple社員がバーで落とした未発表のプロトタイプを拾った人が、有力IT系ニュースGizmodoに100万円で売り、外観から内側まで全て公開される、という話)もあり、Appleの一挙手一投足からますます目が離せない。

いつの間にこんな感じになったんだろう。

いつか当然のようにMacとか買いに行く事になるんだろうか。。。
それすら否定できない。


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哲学には何ができるか

人生とは何か
生命とは何か
幸福とは何か
どうすれば幸福な人生を送ることができるのか

人生の中でぶち当たるこれらの様々な問いに答えるのは、誰の役目だろう。


哲学は、人類の知の集大成として存在してきた。すべての学問は哲学から派生し、哲学と同じ問いに答えようとしてきた。
もちろん、科学も例外ではない。それが実際には哲学とは違う問いに対する答えばかりを吐き出してきたとしても、かつてそれらが袂を分かつ前には哲学の一部であった。


哲学の社会的な地位が相対的に低下し、たんなる暇つぶしと捉えられるようになって久しい。


古人の名著を紐解いてみて思うことがある。
それがいかなる巨大な知性によるものであっても、どれほどの支持を得る思想であっても、それらが自分に冒頭の質問に対する何がしかの”答え”を与えてくれることは、ない。
それらが映すのは、人が悩み考え抜いた思考の系譜であり、敗北に彩られた戦いの歴史である。


そしてまた科学も、それらの問いに対する答えは持っていない。
彼らが答えてきた問いの中には、僕らが真に欲しているものは何一つ入っていない。
何一つ。


これらの問いに答えるのは誰の役目だろう。

誰も、永久に答えることはできない。
これがもっとも標準的で正解に近い回答かもしれない。

人はこれからもずっと、あるかどうかもわからない真実を求めて這い回らなければいけないのだろうか。
哲学は、科学は、無力なのだろうか。

それでも、一抹の光はある。そう言うことも、できる。
科学は人と生命に関するすべての謎を解き切る日が来るだろう。

そのとき人は、知るだろう。
自分を構成しているすべてを。
自分の存在・行動を貫く因果律を。

それを知ったとき、冒頭の問いについての答えは与えられるのだろうか。

真に受動的な態度で真実を掴む時、人は果たしてすべてを受け入れるのか。
受け入れた後に、それらの知見を使って能動的に生きることができるのか。

この問いに答えるのは、科学ではない。
哲学の存在意義は、ここにこそあるんじゃないだろうか。

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今日見つけた三千万再生の動画:マットはどこにいる?

タイトルは、”Where the Hell is Matt?”

2年ほど前からYouTubeに上がってたらしいが、全然知らなかった。






なんか、これ見てると、もっと世界の色んな所に行かなくちゃって思う。

そして、世界のどの場所でも笑顔の価値は変わらないんだ、とも。



この地球上の全ての人が笑顔で居続けることは、永遠に不可能かもしれない。
それでも、この笑顔を少しでも増やすために世界を変えようとしている人たちの想いは、少し分かった気がする。



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医学の進む道

日本の医療が様々な構造的欠陥を抱えているなか、その治療薬をどこに求めればいいのだろう。

医療システム改革、人材確保、医療環境の改善。


パッと思いつくことはいくつもあるし、メディアでもこれらの改革の必要性は声高に叫ばれている。


でも、これらを行えば、本当に日本の医学は前に進む事ができるんだろうか。
これらの対策は実行可能なものなのか。



もっと視野を広げてみる。

上の対策は、治療段階での速度・精度を上げるためのものだ。

そうじゃなくて、もっと根本の所の、治療段階に至る人数を減らす事も、医学としてリーチ可能な領域なんじゃないか。

そう思って調べた。


欧米では、「予防医学」というものが盛んに行われている。

wikipedia - 予防医学

予防医学(よぼういがく)とは、疾病の発生・経過・分布・消長とそれに影響をおよぼす原因を 研究し、疾病の予防を行うことや、病気になりにくい心身の健康増進を図るための学問で、狭義には、「病気になってしまってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作る。病気を予防し、健康を維持する」という考え方に基づいている医学といえる。



これは、疾病の予防を行うための医学であり、治療すべき人数を減らすための医学だ。


予防医学は、
一次予防:疾病の予防。健康への啓発、健康増進、特殊予防(教育、予防接種など)
二次予防:重症化の防止。疾病の早期発見と早期措置、適切な医療と合併症対策(健康診断など)
三次予防:疾病の再発防止。リハビリテーションなど
の各段階に分かれており、

これは紛れもなく、QOL(Quality of Life)を指向しているものなのだ。


目の前にある病気を治す事だけを考える治療医学と比較すると、どちらが(潜在的な)患者の事を考えた医学であるかは自明だろう。


人間の健康/不健康や”病気である状態”を定義することは不可能だし、逆に”正常である状態”を決定する事も絶対にできない。

それらは二律背反で明確に異なる状態なのではなく、なだらかに連続した状態の中で、医学の”恣意的”なモノサシで
ある状態と隣の状態を切り分けているだけなのだ。

つまり、人がすべからく病気と健康の連続性のあいだにいる状況で、ある基準から診断された「病気」になってから急に治療を始めると言う事は、とてもおかしなことなのだ。


不親切かつ非効率

それが日本の医療の真の問題点である。

医学の知見を全く生かさずに、「健康な生活を送ろう!」とただただ訴えるだけというのは、おかしいんじゃないだろうか。


なぜ日本で予防医学が根付かないのか、その答えはシンプルだ。

治療医学がそれを望まないから。

予防医学を行うには、国の制度的な下支えが必要。
欧米でもそうやって動いている。

予防医学が発達すれば、疾病を持つ患者が減り、既存の医者や医学は徐々にその顧客を失っていくだろう。
日本の医学界は、それを恐れている。

治療医学主義がはびこる日本の医療の現場が、予防医学を徹底的に拒んでいるのだ。



欧米が乗り越えた壁を、日本がなぜ乗り越えられないのか。
かの地で行われた改革から、そのヒントが得られるんじゃないだろうか。



テーラーメードとか統合的な医療とか色々言う前に、もっと大事な事があるんじゃないだろうか。

QOLをしっかりと見据えている予防医学の方が、正しい医の道をしっかりと進んでいるように思う。
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日本のIT投資

日本のIT投資のROI(投資資本利益率)は、世界で20位程度らしい。
IT投資の額は世界2位ぐらいにもかかわらず。

年間数兆円ほどの投下資本が失われているという。

日本でIT投資が始まったのはバブルの時代であり、そのころはリターンなんて気にせずに余剰利益でどんどんITインフラに投資していったため、IT投資の付加価値を厳しく見ること無しに投資を行う習慣がついたんだとか。


SAPやOracleなどのソフトウェアの巨人が欧米を席巻する中で、日本に優れたソフトハウスが出てこないのはなぜだろう。

技術力の違い?
うーん。


主要各国のIT産業の就業者数比較


さすがにアメリカは多いとして、日本はそこまで少なくはないみたいだ。

SAPの生まれたドイツのエンジニアの数は見つけられなかったが、そこまで遜色はなさそうだ。


じゃあ、ITの歴史の長さ?
環境?

各国のIT産業の比較とか、ソフトウェア企業の比較とか、調べたら色々面白そうな事がわかる気がする。

日本のソフトは結構ハード作ってる所がやってる事多いから、そこは世界と大きく違うところかもね。



実際、リサーチ的な事をブログ記事でやろうとするととんでもない時間と文字数がかかるから、しんどい。。


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書評:1Q84 BOOK3

村上春樹 著

BOOK1・BOOK2の発売から約一年、物語は結末を迎えた。

本書では、天吾、青豆に加えて牛河にも独立した章が与えられている。
牛河の追跡の手が迫っていく中で、幾つもの謎がゆっくりと解かれていく。

1年前から意図されていたかは知る由もないが、本書は紛れもなく要請されたエンディングであり、作られた最終章である。
その点で、”終わらせる”事が強烈に意識され、それゆえ綺麗にまとまっていると感じた。
第2巻までの期待値を大きく振り切るような展開はない。物足りなさを感じる人もいるだろう。

ただ、そこには完成された村上春樹の世界があり、他の著作には無いリアリズムと温かさがあった。牛河の物語が加わった事で、全体の抑揚とバランスが格段に上がった印象。
また、2冊目で一度分断されたからこそ見ることができる質の高さがあった。
3冊を一気に読み切っていたら、恐らく星は4つだった。

発売日に読んでそのまま売ってしまった1・2巻を買い直す事は、無いだろう。
それでもこのBOOK3だけは本棚に残しておこうと思った。

※BOOK1、BOOK2のレビューはしていないので悪しからず


1Q84 BOOK 3


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何を勉強したらいいんですか?

春から入ってきた新M1に、こんなことを聞かれた。

「何を勉強したらいいんですか?」


ウチの研究室は、扱っている領域がかなり広い。
色んな分野から色んなバックグラウンドの人が来る。
文系・理系の別はないし、社会人Drもあらゆる層の人がいる。
研究テーマも個人によってバラバラ、使っているツールも全然違う。

たぶん、世間一般の研究室よりも、他のメンバーが何をやっているのかを理解しにくい所だろう。


そんな中、入学したばかりのゼミで、先輩の発表が全く理解できなくて不安になるのは当然かもしれない。



まー個人的には、人の研究は理解できなくても卒業できるよ、とは思うし、ここまでの広がりがある所で全てを理解するのは難しい。

自分はといえば、ゼミでは少しでも付加価値を出そうとしてきたし、入学して第一回目のゼミからずっと発言はしてきた。
そもそものゼミ出席率が低いからあれだけどw、一回当たりの発言・質問数は一番なんじゃないかな。


ただ、他の人の研究を深く理解しているとはとても言い難いし、分からないこともいっぱいある。
(そして他人の分野に関してわざわざ本を読んだりして勉強する気も毛頭ない)

そんな中で、少しでもゼミで価値を出すために必要だと思う事は、幾つかある。
学んでおいて損はないというか、ゼミでどうこう以前に、より広く、生きていく上で役に立つ事。


まず、相手の話の論理構造を捉える能力。
これは必須。
個別具体的な研究についての知識が無くても鋭いツッコミをするためには、最低限身につけておくべきもの。

相手の主張はつまりなんなの?
その理由は?
その理由をサポートする分析はどれ?
それらは本当に正しい?

知識が無い中で、素早くその研究の論理構造を掴んで歪みや飛躍を見つけることは、鍛えれば結構できる。
知識を学ぶ前に、まずこれを鍛えるべき。


次に、自分のごくごく日常的な感覚を働かせること。
多くの研究は、一般市民の日常的な感覚と乖離している部分があって、「一個人としてこう思う」という感覚をぶつける事は結構重要。
これも、その研究に沿った具体例を思いつくのには考える癖みたいなのがついていないと厳しい。


そして最後に、やっぱりある種の専門性は必要。
前述のように、対象となる広い領域の全てをキャッチアップする事は無理だから、自分がこれまで深めてきた、もしくはこれから深めていきたい幾つかの分野についての専門性は武器になる。
分野が違っても、そこからの視点や差異とかは、相手に投げると価値が出る。

自分の場合は、ツールで挙げると統計、シミュレーションとかかなー。
広く学問一般に通じてるのもかなり強みだと思ってる。

何か1つを掘り下げて学ぶ事で、その分野で動いているメカニズムが他の色んな分野における考え方と有機的に繋がっている事に気がつくはずだよ。


個別のテーマに関する知識は、興味に任せて少しずつ学んでいったらいいんじゃないかな。


ま、焦らずじっくり頑張っていこう。

自戒を込めて。
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"水の流れの音と梢のそよぎに寝かしつけられるようにして、ぼくたちは眠りに落ち、そして、世界が若返った夢を見るのだ。"
- J 「ボートの三人男」
プロフィール

yack

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