書評レビュー東大生ブログ 右往左往 2009年09月
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朝青竜ガッツポーズ問題に見る、相撲協会のバカさ加減

今場所で優勝した朝青竜がまたガッツポーズをしてしまった。
各メディアでも問題になっているが、はたしてこれは悪いことなのだろうか。

僕はそうは思わない。
むしろ、相撲協会の馬鹿さ加減、隔世の感が如実に表れている一幕である、と言いたい。

おそらくは、前世紀の相撲界から見ると、力士の品格を著しく損なう、という事になるのだろう。
あの内館牧子氏は、武士道に反すると評した。
相撲全盛期の時代から生きてきた相撲協会の人たちが怒りたくなるのは、わからなくもない。

ただ、時代はもうあのころとは違う。
相撲人気は低迷し、50年余り続いた大相撲中継も視聴率低迷で打ち切りになるかもしれないという噂がまことしやかに囁かれる。
いわば、”相撲の危機”である。

様々な娯楽が出てきて、国民の選択肢が多様化したことは大いに関係があるのだろうが、相撲界はこのパラダイムシフトに際してあまりにも無策だったのではないだろうか。

(他の格闘技と競合しているかは議論の余地があるが、)現在人気を博している格闘技は、K-1、プライド、プロレスなど、いわば劇場型のものである。
ショービジネスと言っていいだろう。
試合前から始まっている対戦相手同士の応酬や、派手な登場シーン。
これが、時代の流れなのだ。

国技だとか、神聖な儀式だからとか、言うのは勝手だ。
ただ、伝統や歴史が廃れていく過程において、頑なに変化を拒否することが正解なのか。


むしろ、変化を拒否して1つの文化を永遠に葬り去ってしまう権利が、相撲協会にあるのだろうか。
それは、国民の選択肢であるはずだ。



僕は、いいと思う。
ガッツポーズでも何でもやればいいと思う。

朝青竜は今回も数字を取った。
勝ち星も、視聴率も、だ。

彼こそが相撲界のスターではないのか。
彼がいなくなった日本の相撲界はどれほど注目を集められるのか。

相撲協会はバカだ。おそらく、付ける薬はないだろう。
やくみつるにも。

現状を変えなければ、日本の相撲に未来はない。


関連記事:
相撲の終焉:閉塞した組織は内側から腐る
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学問の春―“知と遊び”の10講義

山口昌男 著

文化を科学する ★★★★☆

本書は、札幌大学において著者が行っていた人気講義”「ホモルーデンス」を読む”の講義録を書籍化したものである。
ホイジンガの「ホモ・ルーデンス」を読み解いていくことによって、比較文化学とは何かを説明するとともに、文化というものの本質に迫っていく内容となっている。

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テーマ : 文明・文化&思想
ジャンル : 学問・文化・芸術

野村監督は名監督だったのか

楽天の野村克也監督が今季限りで退任するという噂がまことしやかに囁かれている。
ここで退任したら、年齢的にも長い監督の経歴に幕を下ろすこととなるだろうが、自分が生まれた頃から常に日本球界を彩ってきた人物がまた一人ユニフォームを脱ぐのは、少しさびしい。

日本球界への彼の貢献は寸分の疑いの余地もないが、球団の監督としての彼は、はたして名監督であったのか。
直感でいえば、世論からいえば、イエスである。

真実は、どうか。
野村監督にならって、データで見る。

まず、監督としての仕事は、勝つこと、これに尽きる。異論はないだろう。
とすると、見るべき指標は、勝率。

通算成績 1559勝1558敗76分け
通算勝率 5割

9/27の時点で、ほぼ半分である。

これが歴史上どれくらいの数字かというと、

歴代の勝率30位以内には入らない。(30位で0.517)
出典:プロ野球データ管理室
http://www.din.or.jp/~nakatomi/record/total/k_syoritu30.html

つまり、特別たくさん勝っている監督では無い、といえる。

ここで、違うチームを指揮している以上、監督によって初期条件が一緒ではない、つまり、弱いチームを受け持った監督ほど自身の力に関わらず勝率が低くなる、という不公平が存在するという点に注目したい。

監督間のこの初期条件の差をどうやって標準化するか。(しなければ監督としての力量は測れない)

答えは、(監督の力量) = (当該監督の率いた期間の強さ) - (もともとの球団の強さ)
として表されると考える。
つまり、チーム勝率引き上げ度=監督の力量と考えるわけだ。

具体的には、
野村監督の力量=Σ{ (野村監督の在籍時のi年目の勝ち数)-(球団創設から野村監督在籍まで年間平均勝ち数) }/野村監督の全監督年数
として計算できる。

データが無いから実際の計算は置いておくが、おそらく普通の勝率で見るよりはいい位置につけるのではないか。


いずれにしろ、日本球界には彼が必要だったという事実はゆるぎない。
データ野球という考え方や、類稀れなリーダーシップは、勝ち負けを超えてただただ偉大であるとだけ評して締めくくりたい。
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チャートの種類

チャート(図)には2種類ある。
定量化チャートとコンセプトチャートだ。

定量化チャートとは、数値データを扱ったもの、たとえば、売上高の推移の棒グラフとか、一か月の出費の割合の示した円グラフなど、である。
コンセプトチャートは、定義が難しいが、広く定量化チャートではないもののことを言う。図形によって事象の構造を表したりするのに用いられる。ポーターの5フォーシスの図や、大前健一の3Cの図などがそうである。

定量化チャートを書くのには、明確なルールがある。
絶対値の時系列の推移なら棒グラフ、基準値に対する時系列での相対値の推移なら線グラフ、全体の中での構成要素の内訳を表したいのなら円グラフ、といった感じである。

定量化チャートを書くには、ある程度ルールを覚えることが重要だ。上記のような場面ごとの適切なチャートを選びとればいいのだ。チャートの種類もそう多くない。


コンセプトチャートは、難しい。
テンプレートが無限にあるからだ。
長時間考えた結果できた図がわかりずらい物になってしまった経験は、多くの人にあると思う。

コンセプトチャートをうまく書くためには、頭を使わなければいけない。

この方法は、後のエントリーででも。

要望があれば、定量化チャートのルールも書きます。
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書評:気候変動と国内排出許可証取引制度

田中 彰一 著
著者が大学院在学中に書いた数本の論文を加筆・修正し、書籍としてまとめたもの。
論文なので、初学者にとっては少し重いかと。

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排出権取引導入後の日本経済

民主党の打ち出している環境戦略を見ると、数年以内のキャップ&トレードによる国内の排出権取引市場の創設は確実だろう。

産業界はもちろん反対している。
国から削減義務量が設定されて、達成できないとペナルティが課せられるからだ。

だが、経団連が提出している自主行動計画による排出量削減は、実際には効果を上げていない。
目標設定が甘い上に、それすら達成できていないのだ。

排出権取引制度は、古くはアメリカの鉛使用権取引に始まるシステムで、義務が課せられた主体が自分たちの力だけで削減するよりも少ないコストで高い効率を達成できるという特徴がある。
日本でのイメージは良いものではないが、決して責任を転嫁するだけのものではないし、よく考えられたシステムである。


産業界にとっても、取引に参加するインセンティブは十分あるだろう。
しかし、義務が課される時点で企業に多大な環境対策コストがかかることには変わりないだろう。
京都議定書の-6%目標を達成するためには、どんな形であれ削減義務が課されるのに疑問を挟む余地はない。民主党が勝っていなくてもだ。
そのうえで、独力でやるよりも取引市場に参加する方がいいのではあるが、どちらにしろ環境対策にかかるコストはとても大きい。


経済が混迷を極める中、産業界がどういう形で環境という重荷を担ぐことになるのか。

おそらく、はじめのうちは多くの企業が思うような収益を挙げられないだろう。
ただ、これは必要なことなのである。地球にとっても企業にとっても。


人類が自らが犯した罪を乗り越えられるのか、ここにその縮図が表れることになろう。
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書評:東大×ハーバードの岩瀬式!加速勉強法

岩瀬大輔 著

著者だからこそできる勉強法   ★★★☆☆

本書は、東大→ハーバードという経歴の著者が、自ら実践してきた勉強法である。

全体の構成は体系立っており、2章で述べられている、全体の構造を理解するだけじゃなく「肌感覚を身につける」という部分はいい示唆が得られた。
それぞれのtipsは確かに効果のあるものだ。

ただ、

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"水の流れの音と梢のそよぎに寝かしつけられるようにして、ぼくたちは眠りに落ち、そして、世界が若返った夢を見るのだ。"
- J 「ボートの三人男」
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